Hirata & Zhang Research Lab Institute of SCIENCE TOKYO

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NANOMAT2026 – The 10th Annual Nanotechnology Conference

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7月7日から7月10日までチェコ共和国・ブルノで開催された国際会議 Nanomat2026 に平田が参加し、本研究室の研究成果について発表を行いました。Nanomat2026は、ナノ材料を中心に、材料の合成・構造解析・物性評価から機能化および応用まで、幅広い研究分野を対象とした国際会議です。世界各国からナノ材料研究に携わる研究者が集まり、最新の研究成果について活発な議論や情報交換が行われました。会議では、ナノ材料の新規合成技術や構造・物性評価、表面・界面の制御、機能性材料への応用など、さまざまな研究成果が発表されました。基礎的な材料研究に加えて、エネルギー、環境、エレクトロニクス、センシングなどの応用分野を見据えた研究も数多く紹介され、ナノ材料研究の最新動向を知る上で非常に有意義な機会となりました。

平田は、本研究室で取り組んでいるSAHP(Sputtering Annealing Hybrid Process)法を用いた2次元材料の高速合成およびvan der Waals(vdW)ヘテロ構造の合成に関する研究成果について講演を行いました。講演では、スパッタリングとアニールを組み合わせることで、従来のCVD法と比較して高速な2次元材料の合成を可能とするSAHP法の特徴や、本手法を用いた高品質な2次元材料およびvdWヘテロ構造の作製について紹介しました。

科学の歴史が息づく街、ブルノ

今回の開催地であるブルノ(Brno)は、チェコ共和国の第2の都市であり、チェコの主要な学術・研究都市の一つです。歴史的な街並みが残る一方、多くの大学や研究機関が集まる科学・技術の拠点としても知られています。また、ブルノは遺伝学の礎を築いたGregor Johann Mendel(グレゴール・ヨハン・メンデル)ゆかりの地としても有名です。メンデルは、ブルノの聖トーマス修道院でエンドウ豆を用いた実験を行い、現在「メンデルの法則」として知られる遺伝の基本法則を見いだしました。これらの研究は、後の遺伝学の発展に大きな影響を与えています。滞在中には、メンデルが研究を行った場所に設立されたメンデル博物館(Mendel Museum)も訪問しました。実際にメンデルが研究を行った歴史的な場所を見学することで、科学史における重要な研究が行われた環境を身近に感じることができました。

 

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