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Graphene2026 – 16th Graphene Conference Series
6月30日から7月3日にかけて、スペイン・バルセロナで開催された国際会議 Graphene2026 に平田が参加し、研究成果について講演を行いました。
Graphene2026は、グラフェンをはじめとする2次元材料およびvan der Waals(vdW)材料を対象とした国際会議であり、基礎物性から材料合成、ナノ計測、デバイス応用まで、幅広い分野の最新研究が議論されました。世界各国から多くの研究者が集まり、非常に活発な研究交流が行われました。今回の会議には、2010年にグラフェンに関する研究でノーベル物理学賞を受賞したマンチェスター大学のAndre Geim教授をはじめ、モアレ超格子における超伝導の研究で著名なMITのPablo Jarillo-Herrero教授、グラフェンをはじめとする2次元材料のラマン分光学的研究で世界的に知られるケンブリッジ大学のAndrea C. Ferrari教授など、第一線で活躍する著名研究者が多数参加しました。会議では、グラフェンや遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)、hBNなどの2次元材料に加え、van der Waalsヘテロ構造、モアレ物質、ナノデバイス、エネルギー・環境分野への応用など、最先端の研究成果が発表されました。基礎物性に関する研究だけでなく、実用化を見据えた大面積合成やデバイス作製、異種材料の複合化などについても活発な議論が行われ、2次元材料研究の現在の方向性を知る上でも非常に有意義な機会となりました。
平田は、本研究室で取り組んでいるSAHP(Sputtering-Annealing Hybrid Process)法を用いた2次元材料の高速合成およびvan der Waalsヘテロ構造の作製に関する研究成果について講演を行いました。講演では、従来のCVD法と比較して高速な2次元材料合成を可能とするSAHP法の特徴や、今後のスケールアップおよび機能性デバイスへの展開について紹介しました。
また、会議期間中には世界各国の研究者と意見交換を行い、2次元材料の合成・評価技術やデバイス応用に関する最新の研究動向について情報交換を行いました。今後の共同研究につながる新たな研究交流の機会も得ることができ、非常に充実した国際会議となりました。
今回のGraphene2026への参加を通じて得られた知見や研究交流を今後の研究活動に活かし、2次元材料およびvan der Waalsヘテロ構造の高速・大面積合成技術の確立と、次世代ナノデバイスへの応用に向けた研究をさらに推進していきます。













